吉田 光雄
私が初めてオンラインビジネスに着手した時(今から約6年前のことですが)、当時の私は、旅先にいるような非常に口やかましい人の典型でした。
もしその時あなたと出会っていれば、あなたのビジネスについて、リスト管理から、マーケティング、アクセスアップ、ジョイントベンチャー等、思いつく限りの質問をぶつけていたでしょう。
しかし、この性格のおかげで成功できたと言っても過言ではありません。
単純な質問です。 ただ、答える側にとってみれば、やっかい極まりないものですが。
その質問とは、「やぁ、先日サイトで大量に製品を売ったんだってね。初日で、100万円も売ったと聞いたんだけど、一体どうやってやったの?」というものです。
何度も何度も質問を繰り返して、悪いとは思いながら、誰かが商品を売り出したと聞くと、どうやって100万円もの売上を確保できるのか?と、質問をしていました。
誰もが、ジョイントベンチャーと答えるのです。
そこで、次の質問は、「そうか、じゃあそれで成功している人を片っ端から探して、タダでその人の商材をもらえないかい?」というものでした。
私は常に断られ続けていました。
「いいですよ。」 それは、たったの一度だけでした。つまり、全てを話してくれたのは、その男性だけでした。
「いやいや、全然違うよ。
それはみんなやっていることで、みんな他人にそれを教えているんだよ。
君のように、口やかましいリストオーナーのどれだけ多くが、大量の無駄な取引に時間を割かれて、イライラする毎日を送っているか知ったら、今後もそんなことをし続けるなんて恥ずかしくて顔が真っ赤になっちゃうよ。
だから、もう二度とやっちゃいけないよ。」
会話は続きます。
「もしそのリストオーナー達が、積もりに積もった無意味なオファーに憤っているなら、そのオファーは、ほとんど成就していないことになるよね。
だから、もし君が売る商品に対して、大量の注文を確保したいのなら、僕はどうするだろう?」
「1年間は口外しないと約束できるかい? それができるなら、まず、私が知っている著名人の連絡先と、私の販売ルートの情報をあげるから、好きな人にコンタクトをとってみなよ。」
私はそれに同意しました。ほんの30分程の話の中で教わったテクニックのおかげで、私のビジネスは見違える程変わりました。
私はこのテクニックを磨き、テストし、限界を調べました。
そして、それを今までに見たジョイントベンチャーの中で、大量の注文数を確保するために最も効果的で、成功率の高い方法を築き上げました。
そのコンセプト事態はシンプルですが、パワーは計り知れません。
本書の目次もお見せしましょう
ページ数:114ページ、単語数:40,040語